活動分野

イクレイは、持続可能な社会を実現するために重要な課題として以下を特定し、それぞれの分野で様々なプログラムを展開しています。

持続可能な都市

持続可能な都市は、環境的、社会的、経済的に健全で回復力のある居住環境を、将来の世代が同一のものを経験できる能力を保ちながら、現代の人口について確保する。目標となるのは総合的かつ包摂的な持続可能性である。持続可能な都市は、他を犠牲にして一つの目標を満たすという断片的なアプローチによって課題に取り組むのではなく、セクターを越えて政策を統合し、それらの環境的かつ社会的目標を経済的な能力と結びつけていく。

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低炭素都市

低炭素都市は、自ら行動する責任があることを認識する。低炭素都市は、グリーン経済の活発化とグリーンインフラの安定化を支援しながら、炭素ニュートラル、都市回復力、エネルギー安全保障に向けて段階的にアプローチする。地方自治体は、他のレベルの行政との有効な垂直的統合によって、気候行動の最適化を図る。低炭素都市は他の都市とともに、その努力の拡大を目指し、グローバルな基準に従い、国またはグローバルなプラットフォームに報告しながら、低炭素化、持続可能な発展に向けて継続的にパフォーマンスを向上させる。

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資源効率・生産性が高い都市

地球資源が縮小し、世界や都市の人口が増加する時代において、資源効率性の高い都市は高い競争力を保つことができます。しかしながら、その資源効率性も、都市過密で何十億もの人々が消費型の生活を送ってしまうと意味がありません。将来に備えて、都市は自然資源の利用を最小限に抑え、生産的な機能を構築しなければなりません。

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回復力のある(強靭な)都市

回復力のある都市は、その基本的な機能、構造、アイデンティティを維持しながら、いかなる衝撃またはストレスも吸収し、あらゆる変化に適応していく。都市が直面する変化の例には、自然および産業災害、環境側面における緊急事態、経済ショック、気候変動の影響、劇的な人口の変化等が含まれる。回復力の構築には、リスクの検証、脆弱性の削減、回復力、適応能力、緊急時への備えの強化が求められる。

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生物多様性の豊かな都市

生物多様性都市は、多様な自然界が、生存と生活の質の両面で不可欠であり、人間の存在の基礎であることを理解する。エコシステムが提供するサービスが、都市に不可欠な多くのサービスに対して、さらに地方経済、都市の持続可能性と社会福祉に貢献していることも認識する。都市における生物多様性はグローバルな生物多様性目標の達成においても重要である。それは生物多様性の一層の喪失を緩和し、都市の生活水準を向上させ、地方におけるグローバルな教育と意識啓発の機会を提供する。

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スマートシティ

スマートシティは、その運営に「スマートさ」を組み込みながら、持続可能性と回復力の向上という包括的な目標に向かう。スマートシティはその都市システムを、物理的側面(例えばエネルギー、水、廃棄物、輸送、大気汚染)または社会的側面(例えば社会・経済的包摂、ガバナンス、市民参加)において、透明で包摂的な情報のフィードバックメカニズムによって分析し、モニターし、最適化する。スマートシティは、学習と適応プロセスを繰り返し、体系的な思考の導入によって、都市の包摂性、団結力、反応力、ガバナンス、および社会、経済、物理的システムのパフォーマンスを改善することを目指す。

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エコモバイル都市

エコモバイル都市は、 持続可能な都市モビリティの原則を採用して、温室効果ガス(GHG)の排出とエネルギー消費の大幅な削減、大気の質の改善、すべての市民にとってのモビリティ機会の向上を達成することで、より住みやすく、アクセス可能な都市を創造する。持続可能な都市モビリティの主要な構成要素はエコモビリティで、それは統合された、社会的に包摂的で環境に優しい輸送の選択肢を優先させるものである。エコモビリティは、徒歩、自転車、公共交通機関の利用、そして可能な場合は、統合的な共有のモビリティを、個人の乗用車利用の代替手段として取り入れる。

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幸福、健康、包摂的な地域社会

幸福で、健康で、包摂的な地域社会は、開発の主要指標として国内総生産(GDP)の先に目を向け、人々の健康と幸福をすべてに優先させる。それは活力に満ち、清潔で、健全で、包摂的で、平和で安全であり、そして教育、文化、グリーン雇用、高い生活の質、良好なガバナンスを提供する。こうした地域社会では、意思決定プロセスにおいて相互交流と地域社会参加の機会があり、高齢化する社会のニーズと若い世代のための開発の双方に向けた計画が推進される。

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持続可能な地方経済と調達

持続可能な地方経済は人間の福祉と社会的公平性を向上させ、同時に環境リスクと天然資源の不足を大幅に軽減する。 持続可能な地方経済とは、資源効率が良く、低炭素で、社会的な責任を負い、多様である。そこではグリーン成長産業における雇用創造、よりクリーンな技術への投資、イノベーション、才能と企業家精神の創造が優先される。革新的で持続可能な調達を推進することにより、自治体は、責任ある税の利用を確実にできると共に、公共の購買力を用いることが、地方およびグローバルで大きな環境的、社会的メリットをもたらすことを確信できる。

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持続可能な都市・広域自治体間協力

サブナショナルレベルの行政は、地球規模の持続可能性の推進に重要な役割を果たす。持続可能性原則に沿ったそれぞれの政策、計画や取組に加えて、区域内にある都市や自治体にとって可能な枠組みとその条件を提供するとともに、当該地域の代表となり国レベルへ影響力を広げる。都市と地域の広域的な協力によって、地方、地域、サブナショナルレベルでの持続可能性を進めるために必要な条件を調整することができる。公共輸送、地方および地域のエネルギー生成、資源フロー、食料システム、生産的な都市-地域および都市の計画作りは、広い機能領域で考えた場合に成功することが多い。

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