北九州市 北橋健治市長

 北九州市は、産業公害を克服する過程で培われた環境保全技術等を、公害問題に苦しんでいる開発途上国に役立ててもらおうと、1980年代から他の自治体に先駆けて、環境国際協力を実施してきました。このような取組みは、国際的にも高い評価を受けています。

 2018年には、国から「SDGs未来都市」に選定され、特に先導的な取組として「自治体SDGsモデル事業」を実施しています。また経済協力開発機構(OECD)から、「SDGs推進に向けた世界のモデル都市」として、アジア地域で初めて選定されました。

  本市は、これまでの経験とノウハウを生かし、イクレイのメンバーの皆さまとともに世界の持続可能な社会の実現を目指してまいります。

北九州市の概要

人口:941,239人(2019年5月1日時点)
面積:491.95km²

北九州市は九州の玄関口に位置し、本州と九州の結節点、陸上交通、海上交通の要衝です。このような地理的特性から近代日本の工業化を支えるものづくりのまちとして発展し、鉄鋼、化学など素材型をはじめとして、電機、機械、半導体、自動車など、幅広い産業が集積しており、近年では、省エネ型生産技術の革新やエコプロダクツの開発なども盛んに行われています。

環境面の取り組み

公害克服から環境都市に至る技術・ノウハウを体系的に整理した「北九州モデル」を作成し、廃棄物処理や水ビジネスなどの都市環境インフラの輸出にも積極的に取組み、低炭素社会の形成に向けた取り組みを推進しています。

平成26年度からは、中国諸都市と大気環境改善のための都市間連携協力を行い、PM2.5(微小粒子状物質)等の大気汚染の具体的な解決に向けて、専門家の派遣や中国からの訪日研修員の受入、共同研究の実施などに取組んできました。

また、洋上風力発電をはじめとする「地域エネルギーの拠点化」や水素社会の推進、ESD活動を通じた人材育成等、本市の強みである「市民力」や「ものづくりの技術力」などを生かした取り組みをさらに推進し、「SDGs先進都市」を目指していきます。

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