京都市 門川大作市長

 地球環境を守る取組においては、国家間で足並みを揃えることに相当な困難が伴います。しかし、人々の生活に最も近い自治体のレベルでは、市民、大学・研究機関、産業・経済界、環境団体など幅広い方々と危機感と使命感を共有しながら、世界中が一丸となって行動することが可能です。そして、それが国や国際社会にも変革をもたらすものと確信しています。

 私は、京都が率先して地球温暖化対策のモデルとなる取組を世界に発信し、行動の輪を広げることは、京都議定書誕生の地としての責務だと考えています。その思いの下、今後とも東アジア地域理事会議長、日本代表の地域理事として、イクレイ事業の積極的な推進、会員の拡大と連携強化に全力を尽くし、世界の皆様と共に持続可能な都市づくりを着実に前進させてまいります。

京都市の概要

人口:約147万人(2014年)
面積:827.9km²

京都市は、京都盆地を中心に位置する内陸都市で、市域の4分の3を森林が占める山紫水明の自然が残る日本有数の大都市です。

1200年を超える悠久の歴史に育まれてきた伝統文化や歴史的町並みが今も生き続ける歴史都市であるとともに、伝統産業を基盤に進取の精神と創造の力で先端産業が栄えるものづくり都市、年間5000万人の観光客が訪れる国際文化観光都市、約15万人の学生が学ぶ大学のまちである等、世界的に見ても稀有な多様性と奥深さのあるまちです。

環境面の取り組み

「京都市地球温暖化対策計画」に掲げる「人と公共交通優先の歩いて楽しいまち」、「エネルギー創出・地域循環のまち」など、2030年度の低炭素社会像の実現に向けて、「DO YOU KYOTO?(環境にいいことしていますか?)」を合言葉に、自治の伝統に裏打ちされた市民力・地域力を生かし、市民や事業者等の皆様との「共汗」により、豊かな自然と共生・調和してきたくらしの知恵と心を生かした「京都流ライフスタイル」への転換などに取り組み、世界に発信しています。また、2011年に発生した東日本大震災による福島第一原子力発電所事故による甚大な被害等を背景に策定した「京都市エネルギー政策推進のための戦略」に基づき、「原子力発電に依存しない持続可能なエネルギー社会」に向けて、徹底した省エネルギーの推進や再生可能エネルギーの飛躍的な普及拡大、スマートシティの構築、グリーンイノベーションの創出等の本市の都市特性を最大限に生かしたエネルギー政策を積極的に推進しています。

関連情報

 
 
 
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