2018年03月27日

(写真:飯田市)

【飯田市】開催報告:気候変動。飯田の役割!

3月15日(木)18:00~19:30に飯田市役所で環境のイベント「気候変動。飯田の役割!」が開催されました。

約90名の参加者を交え、「気候変動」と「飯田の役割」をテーマに、大きな問題を小さな地域でどう捉えるかについて考えました。

「気候変動。」そして「飯田の役割!」

講師に名古屋大学大学院 環境学研究科高村ゆかり教授を迎え、「気候変動とパリ協定 飯田への期待」と題して講演いただきました。気候変動(温暖化)とその影響、パリ協定とは何か、パリ協定後の世界の大きな変化、地域ができること・飯田への期待など、大きく4つの内容についてご発表いただきました。

牧野光朗飯田市長との対談:エネルギー自治からの地域力

高村教授の講演内容を踏まえ、南信州広域連合長という立場も含め、牧野光朗飯田市長との対談が行われました。

牧野市長:「Think globally, act locally 地球規模で考え、地域で行動する」地球環境問題を論じる際によく使われる言葉。今年の年頭所感では、その真ん中に「get involved voluntarily 自主的に巻き込まれ」を加えた。「地球規模で考え、自主的に巻き込まれ、地域で行動する」Think globally, get involved voluntarily, act locally。ボスからのトップダウン型の「巻き込む力」ではなく、多数の人によるボトムアップ型の「巻き込まれる力」が様々なイノベーションをもたらす「百人による一歩」につながると。

高村教授:再生可能エネルギー普及に大事なFIT(固定価格買取制度)を使い地域のエネルギー資源をどう展開していくか地域力が試されている。外からの乱暴な開発を許すか、自分たちの資源を生活向上や雇用創出につなげる源とする地域力か。

牧野市長:自然豊かなこの地域で自主自律の「ムトス」「やらまいか」(*)の考え方が強い。自分たちの地域のエネルギーのマネジメントは必要で地域環境権もまちづくりの考え方。

高村教授:脱炭素に向かってビジネスや金融が変わってきている。再生可能エネルギーがある場所でビジネスを望む企業が出てきている。

牧野市長:環境モデル都市は点の考え方、いかに面として拡げていくかが大事。範囲が広がると連携は難しくなるが気候変動に対応して地域で安全安心に暮らしていくには広い範囲での連携が必要となる。取り組みを振り返りながら、気候変動に対して、それぞれ自分たちは何ができるのか、地域で何ができるのか。あらためて、点から線へ、線から面への取り組みを目指したい。

(*)

  • 「ムトス」とは、飯田市における地域づくりの合言葉。「んとす(…しようとする)の引用。飯田市では、「愛する地域を想い、自分ができることからやってみよう」とする自発的な意志や意欲、具体的な行動による地域づくりをめざしています。≫ ムトス飯田について
  • 「やらまいか」は飯田市を含む遠州地域の方言で、「やってみよう」「やろうじゃないか」という意味。飯田市では、市民による市政に関する建設的な意見・提言を「やらまいか提言」として募集しています。
    ≫ 飯田市「やらまいか提言」について

本イベントは、飯田市にとって大切な日、1月23日の近くに環境に関するイベントを行って自分たちの取り組みを再確認し見直すものです。1月23日は、市役所ISO 14001が自己適合宣言へ移行した日や、飯田市が「環境モデル都市」に認定された日でもあります。

当日の講演資料は、地域ぐるみ環境ISO研究会ホームページに掲載される予定です。

(主催:飯田市/共催:南信州広域連合、地域ぐるみ環境ISO研究会/後援:地球・人間環境フォーラム)

関連情報

(飯田市 環境モデル都市推進課 ISO推進担当)


 
 
 
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