2013年03月26日

ADWICE 最終報告書‐気候変動が飲料水に及ぼす潜在的影響を考察

気候変動が欧州の飲料水に与える影響を調査するADWICE プロジェクトは、先行研究の徹底したレビューを実施して、このほど終了した。プロジェクトの成果は最終報告書で見ることができる。この研究では、直接および間接的な影響を考慮しつつ、気候変動が水の質と量の両面に与える影響を考察した。

 気候変動が欧州の飲料水に与える影響を調査するADWICE プロジェクトは、先行研究の徹底したレビューを実施して、このほど終了した。プロジェクトの成果は最終報告書で見ることができる。この研究では、直接および間接的な影響を考慮しつつ、気候変動が水の質と量の両面に与える影響を考察した。

 出された結論の中で、気候変動が必ずしも飲料水への重大な脅威になるわけではないが、現存する問題を悪化させるものであることが分った。例として、蒸発率の増加、海水の浸入による利用可能な淡水の減少、降水パターンの変化による干ばつや洪水の増加、などが挙げられる。そして、気候変動の問題を他と切り離して考えるのは非生産的であり、意図した結果をもたらさない、と結論付けている。

 また、水の使用は広義にとらえる必要があるので、意思決定者たちが水問題と飲料水問題を分けて考える事にはメリットがないこともわかった。ADWICEプロジェクトは, BIO Intelligence Serviceが中心となり、イクレイ欧州事務局、 クランフィールド 大学(英国)、Istitudo di Ricerca sulle Acque(IRSA) 、National Institute of Hydrology and Water Management (NIHWM) などの協力のもとで、12カ間実施された。


◎詳細はこちら(英文)


(翻訳協力:増井都)


 
 
 
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