京都市では、2014年3月に「京都市生物多様性プラン」を策定し、さまざまな生物多様性保全の取組を進めることで、生態系の保全や生物多様性の理解・普及を図ってまいりました。
しかし、依然として、チマキザサ等の「京都らしさ」を支える生物資源の減少、人の手が入らなくなったことによる森林の荒廃、気候変動による影響の顕在化など、生物多様性の危機は進行している状況にあります。京都の豊かな自然環境とそれに支えられた暮らしや伝統・文化を今後も継承していくためには、一人ひとりが生物多様性の危機的な状況を認識し、行動を起こす必要があります。
今後、より一層、生物多様性の保全と持続可能な利用の取組を推進し、「自然共生社会」を実現するため、2021年3月に「京都市生物多様性プラン(2021-2030)」を策定しました。
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