【北九州市】第6回持続可能な開発に関するアジア・太平洋フォーラム(APFSD6)において国との連携の重要性を世界に発信
北九州市は、2019年3月28日に国連カンファレンスセンター(タイ・バンコク都)で開催された国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)主催「第6回持続可能な開発に関するアジア・太平洋フォーラム(APFSD6)」へ参加しました(日本の自治体代表として唯一の参加)。
会議には、アジア太平洋地域50か国の政府高官や日本政府(環境省及び内閣府)などを含む、約850名が参加しました。
本会合のセッションにおいて、北九州市は、日本政府からSDGs未来都市に選定され国と都市間の技術面などの連携を行っていることを紹介し、国との連携の重要性を訴え、会場から賛同を得ました。また、市における推進体制(SDGs推進本部を設置、SDGsクラブやSDGs協議会を創設して推進している)、OECDとの関わり(アジアで唯一SDGsモデル都市に選定された)、VLR(*1) をニューヨーク市等と同時期に世界で初めて発信したこと等についても発表しました。
サイドイベントにおいては、本会合発表内容の概略に加え、地域循環共生圏の取組み(北九州市内企業である楽しい㈱による食品廃棄物リサイクル事業)について、発表を行いました。
※「楽しい株式会社」「株式会社ケミカルクリエイト」および「株式会社メリーズ・ジャパン」は、2020年4月に合併し「株式会社ウエルクリエイト」になりました
(*1)国連加盟国からSDGs達成に向けた取組を報告する自発的国家レビュー(Voluntary National Reviews: VNR)に対し、自治体が報告するものを自発的自治体レビュー(Voluntary Local Reviews: VLR)と称している。