プラスチック汚染に関する政府間交渉委員会 (INC)

プラスチック汚染のレベルの急速な増加は、環境、社会、経済、健康の側面に悪影響を与える深刻な地球環境問題を表しています。もし何も対策が取られない場合、現行の傾向が続くと、水生生態系に流入するプラスチック廃棄物の量は、年間約900万〜1,400万トン(2016年)から、2040年までには年間2,300万〜3,700万トンにほぼ3倍に増加する可能性があります。
(注意:数値に関する具体的なデータがないため、予測として示しています。実際の数値はさまざまな要因により異なる可能性があります。)
2022年3月の第5回国連環境総会再開セッションにおいて、「プラスチック汚染を終わらせる:法的拘束力のある国際約束に向けて」という提案が採択され、INC(Interim Negotiating Committee)の設置が決定されました。INCは、2022年11月から2024年末までの期間において、国際文書(条約)の策定に関連する作業を完了することを目指し、5回の会合が開催される予定です。
INC-1は、2022 年 11 月 28 日から 12 月 2 日までウルグアイで開催されました。今後も各国や関係者が協力し、プラスチック汚染に対する取り組みを進めていくことが重要です。
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