【京都市・神戸市・さいたま市・名古屋市】イクレイ日本会員自治体の申請区域が『自然共生サイト』に認定!

環境省は、「昆明・モントリオール生物多様性枠組」および「生物多様性国家戦略」で掲げられた30by30目標の達成を目指し、「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を「自然共生サイト」として認定する制度を2023年度から開始しました。この制度の下、第4回目となる環境大臣認定では、新たに75か所が認定され、そのうちイクレイ日本会員自治体が申請した5か所も認定を受けました。
「自然共生サイト」の中で、自然公園などの保護区と重複しない区域については、OECM(保護地域以外で生物多様性保全に寄与する区域)として国際データベースに登録される予定です。さらに、現行の「自然共生サイト」制度を基にした生物多様性増進活動促進法が2025年4月に施行されます。この新制度では、認定対象が従来の「場」から「活動計画」へと変更されます。また、市町村が複数の活動主体をまとめて申請することが可能となり、地域全体での生物多様性保全の拡大が期待されています。
第4回認定サイト
- 京都市:さすてな京都のビオトープ
- 神戸市他4団体:須磨海岸「Suma豊かな海プロジェクト
- 神戸市他1団体:兵庫運河
- さいたま市:大宮南部浄化センター(みぬま見聞館)
- 名古屋市:八竜緑地・金城学院大学の里山
詳細・関連サイト
- 自然共生サイト|30by30(環境省)
- 令和6年度後期「自然共生サイト」認定結果について(環境省)
- 【北九州市・神戸市】「自然共生サイト」に国内初の環境大臣認定!GBFの目標達成への第一歩に
- さいたま市|(令和7年4月8日発表)大宮南部浄化センターが環境省から「自然共生サイト」の認定証を授与されました
※本記事の画像のクレジットは一般財団法人神戸観光局「神戸公式観光写真」が有しています。