低炭素都市国際フォーラムオンライン開催
2021年11月23日~24日、仁川気候環境研究センター、イクレイ東アジアなどが共同で「低炭素都市国際フォーラム」を開催しました。
東アジアの多くの都市は、温室効果ガスの排出量を削減するための政策と戦略を策定していますが、より多くの都市が、各国政府が発表した目標(NDC)にしたがってカーボンニュートラルに向けた行動を開始しなければなりません。
このフォーラムでは、地方自治体、国際機関、地域都市ネットワーク、専門家、その他のステークホルダーを集め、経験や知識の共有、都市レベルの気候行動の拡大に関する重要な課題などについて議論しました。
23日のテーマ別セッションに北九州市と富山市が登壇しました。
北九州市は「カーボンニュートラルを実現する都市」のセッションに登壇し、風力発電の拠点づくり、公共施設向けRE100、地元企業とのEV公共車両シェアリング、アジア諸国とのパートナーシップなどの取組みや2030年、2050年に向けた北九州市のグリーン成長戦略について紹介しました。
富山市は、「低炭素都市のための革新的ソリューション(モビリティとインフラ)」のセッションに登壇し、まちづくりの基本方針や富山市のコンパクトシティ戦略の3本柱(公共交通機関の活性化、公共交通機関沿線への居住促進、中心街の活性化)について紹介しました。
イクレイ日本の内田東吾事務局長は24日、テーマセッション「包括的な参加型気候変動対策のためのステークホルダー・エンゲージメント」に登壇し、日本におけるステークホルダーの参画と地域における気候変動対策、脱炭酸のドミノ効果などについて紹介しました。
詳細・関連サイト:公式サイト