エネルギーと自然を結ぶ「CLEANaction」発足
2021年11月12日、WWFとイクレイはCOP26の最終日にCLEANactionの立ち上げを発表しました。エネルギーと自然をつなぐ行動連合「CLEANaction」は、再生可能エネルギープロジェクトが生物多様性に与える影響を慎重に評価し、自然環境へのダメージが最も小さい選択肢を優先することを目的としています。
第12回「KYOTO地球環境の殿堂」を受賞したWWFの気候エネルギー部門グローバルリーダーのマニュエル・ビダル氏は「気候危機と自然の危機は、切っても切れない関係にあります。CLEANactionは、化石燃料からの脱却が、自然生態系、淡水システム、海洋にさらなる不慮の損害を与えないようにします。」と述べました。
また、イクレイ世界事務局次長兼アフリカ地域事務局長のコビー・ブランド氏は「公正なエネルギー転換とは、本質的に人と地球のニーズに対応し、自然を肯定するものでなければなりません。世界中の多くの都市が、カーボン・ニュートラルを達成するために自然を活用しながらエネルギーシフトを進めています。」とコメントを述べました。
詳細・関連サイト(英語):WWFウェブサイト