第2回国際プラスチック条約シンポジウム -1.5度と整合的な循環経済に向けた、世界の脱プラスチック規制の動向と条約のあり方-に登壇
2023年10月2日、イクレイ日本とグリーンピース・ジャパンは、2025年の国際プラスチック条約採択に向け「第2回国際プラスチック条約シンポジウム」を開催しました。開会の挨拶で、イクレイ日本の内田東吾事務局長は、私たちの生活が石油由来のプラスチックに依存している現状について問題提起を行いました。第1部のランドテーブルでは制度や条約に関する情報共有が行われ、第2部では内田事務局長がモデレーターを務め、多様な主体が現場での具体的な取り組みを発表しました。東京都はカーボンクローズドサイクルを通じたCO2ゼロの取り組みを紹介し、クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンスは神戸市や川崎市との連携事例を披露しました。
シンポジウムでは、1.5℃目標達成に向けた循環経済のソリューションを求め、より野心的な条約と国内制度整備の必要性について、活発な議論が交わされました。