【COP29】さいたま市主催イベント「E-KIZUNA High-Level Talks」が開催されました
11月12日、アゼルバイジャンのCOP29会場内マルチレベル・アクション&都市化パビリオン内において、さいたま市が主催する「E-KIZUNA High-Level Talks」が開催されました。
本イベントは、G7各国の都市連合で構成される連合体であるUrban 7(U7)の役割にフォーカスしたもので、イクレイ日本もその企画・運営に参画させていただきました。
当日は、主催者であるさいたま市の清水市長のほか、今年のG7議長国イタリアのU7を代表して、イタリアのアレッツォ市のアレッサンドロ・ギネリ市長、フランス・オータン市のヴァンサン・ショーヴェ市長、米国・アーカンソー州・ブライズビル市のメリッサ・ローガン市長、ドイツ・ギーセン地区プレジデントのアニタ・シュナイダー氏、英国政府エネルギー安全保障・ネットゼロ省のエドワード・ウェバー副局長、そしてイクレイ日本の竹本理事長が登壇されました。
清水市長は、都市の役割は非常に重要であり、強力なパートナーシップがあれば、持続可能な未来を築くことができること、そして本セミナーのタイトルである「KIZUNA(絆)」は、まさにマルチレベルな協力を指す言葉であり、さいたま市がU7の取組を強化し、2025年のカナダ議長国、そしてそれ以降も緊密に尽力していくことを述べられました。
モデレーターを務めたイクレイ日本の内田事務局長からは、G7 や G20 など国連システム外のメカニズムは外交手続きの面で、より柔軟であり、各国がパートナーシップや連携の領域を理解するのに役立つこと、イクレイがこれらのプロセスに積極的に関与し、マルチレベルな対話と協力をサポートしていることを説明しました。
なお、11月3日から4日に開催されたG7都市大臣会合において、U7を公式のG7 Engagement Group (関与グループ)として認識するよう勧告されました。
さいたま市長主催の本イベントでの発信により、今後都市が気候変動対策や持続可能な都市開発などの地球規模の課題に貢献していくことについて、より一層の弾みをつけることができました。
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