富山市長がCOP30 ジャパン・パビリオンに登壇
富山市長がCOP30 ジャパン・パビリオン クリーン・シティ・パートナーシップ・プログラムセミナーに登壇(11月12日)
パリ協定の1.5℃目標達成に向けて都市の役割が一層重要となる中、環境省とJICAは2023年2月に「クリーン・シティ・パートナーシップ・プログラム(C2P2)」を創設しました。本プログラムでは、日本の自治体、企業、金融機関が連携し、気候変動、環境汚染、循環経済など都市が抱える課題に対して包括的な支援を提供しています。
COP30ジャパン・パビリオンで開催されたセミナーでは、冒頭にJICA地球環境部の伊藤 晃之 部長が登壇し、JICAの取組の中で、横浜市がバンコクのマスタープラン策定に貢献していること、また北九州市がベトナムで資源循環型の産業モデルを提供していることに言及しました。
続いて、富山市の藤井 裕久 市長とチリ共和国サンティアゴ首都圏州レンカ区のカストロ区長が登壇し、それぞれの取組事例を紹介しました。富山市とレンカ区は、都市間連携事業を通じて脱炭素社会の実現に向けた協力を進めており、再生可能エネルギーの導入や環境教育に力を入れています。また、レンカ区では太陽光発電や自然を活用した解決策(NbS)を推進しています。
両自治体は、子どもを中心とした教育や市民参加を重視し、持続可能な都市づくりに向けた官民連携のモデルを構築していることをCOPの場で発信しました。
当日の録画は、以下よりご覧いただけます。
(富山市 環境部 環境政策課)

