気候変動政策に関する「首長誓約」(Compact of Mayors)
気候変動政策に関する「首長誓約」(Compact of Mayors)は、2014年11月にアメリカ・ニューヨーク市で開催された国連気候サミットで発表された、「都市と気候変動」担当の国連特使であるマイケル・ブルームバーグ氏が提唱する、都市による国際的な取組です。
「首長誓約」は、世界の先進的な自治体の首長が自らの気候変動対策と、その進捗報告を約束することにより、世界的な気候変動の取組を加速させるもので、世界500以上の自治体が、気候変動緩和策と適応策の世界共通の報告の枠組みへの賛同を表明していました。
イクレイは、世界大都市気候先導グループ(C40)、都市・自治体連合(UCLG)とともに共同運営団体として参画していました。
2016年、欧州連合(EU)が2008年から進めてきた「首長誓約 (Covenant of Mayors)」(2014年からは「気候エネルギー首長誓約」(Covenant of Mayors for Climate and Energy)と合流し、世界首長誓約(GCoM)となりました。