地域別の脱炭素ライフスタイルの研究成果が、国立環境研究所の
ウェブサイトに公開されました。イクレイ日本12自治体を含む県庁所在地・政令指定都市や地方別に、どのような脱炭素アクションに効果があるか、さらに衣食住などのライフスタイルの分野ごとの1人1年あたりGHG排出量(カーボンフットプリント)を見ることができます。同時に公開されたPDF冊子の
データブックにも、各都市・地方ごとにわかりやすいグラフで、脱炭素アクションの効果、現状のカーボンフットプリント、選択肢の解説をまとめております。PDF冊子は、地球環境戦略研究機関(IGES)と国立環境研究所の共同制作で、オープンアクセスとなっております。出典を明記いただければ、非営利目的での複製、転載、加工も可能ですので、自治体の広報資料や学校教育、市民団体のプログラムなどにもご自由にお使いいただけます。
この研究成果はイクレイ日本も協力するIGESの「1.5℃ライフスタイル」プロジェクトでの市民ワークショップにも活用しています。2020年に公開されたIGESの「1.5℃ライフスタイル」報告書では、移動・住居・食の約30の脱炭素選択肢の全国平均データが紹介されましたが、今回公開された地域別データでは、自治体・地方別に、移動・住居・食・消費財・レジャーを含む約60の選択肢を紹介しております。
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