【愛知県】生物多様性条約第21回科学技術助言補助機関会合(SBSTTA21)における「愛知目標達成に向けた国際先進広域自治体連合」の活動結果について
愛知県は、COP10の開催地として愛知目標の達成に積極的に貢献していくため、生物多様性保全に先進的に取り組む世界の州・県レベルの広域自治体と連合を設立し、2016年12月にメキシコで開催されたCOP13では、世界各地域の取組の活性化を促す共同アピールを実施しました。
この連合の今年度の活動として、2017年12月11日(月)~14日(金)にかけてカナダ・モントリオールで開催された、締約国が集まってCOP14に向けた検討が行われる「生物多様性条約に基づく科学技術助言補助機関会合」(SBSTTA21)において、連合によるサイドイベントを開催し、締約国への働きかけ等を行いました。
このサイドイベントでは、モデレーターにイクレイ生物多様性センターのイングリッド・コエッツィさんを迎え、SBSTTA21の議題の一つである「エネルギーと鉱業、インフラ、製造・加工業及び健康分野における生物多様性の主流化」をテーマに、連合メンバーからの取組発表や、締約国政府(日本及びカナダ)及び会場との議論を通じて、生物多様性の主流化に向けて広域自治体の取組や締約国等との連携が重要であるとの認識を共有しました。
(愛知県 環境部 自然環境課 国際連携・生態系グループ)