【東京都】キャップ&トレード制度 第二計画期間3年度目の実績
第二計画期間3年度目においても、継続して対象事業所の排出量削減が進む
東京都は、2010年4月に「キャップ&トレード制度」を導入し、大規模事業者に対するCO2排出量の総量削減義務を開始しました。本制度は、我が国初のキャップ&トレードであるだけでなく、大都市に集中するオフィスビル等の業務部門も対象とした世界初の都市型のキャップ&トレード制度です。
このたび、キャップ&トレード制度の対象事業所の第二計画期間3年度目(2017年度)の排出量を集計し、削減実績を取りまとめましたので、お知らせします。
2018年度の対象事業所の排出量は合計1,204万トンとなり、省エネ対策への継続取組や、低炭素電力・熱の利用等によって、基準排出量から-27%削減(前年度比-1%、-10万トン削減)を達成しました。 都は、第二計画期間においても、全ての事業所が義務履行できるよう、引き続き、対象事業所におけるCO2削減を促進してまいります。
(東京都 環境局 地球環境エネルギー部総量削減課)
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