【北九州市】韓国・ソウル市主催「大気改善ソウル国際フォーラム」での成果報告
北九州市は、2019年5月22日と23日に韓国・ソウル市役所で海外6カ国35都市が参加し開催された「大気改善ソウル国際フォーラム」におけるセッション4「クリーンエアのための都市間ネットワーク」で、「中国大気環境改善のための都市間連携事業」についてこれまで5か年に渡って取り組んできた事業の成果報告を行いました。
日本の自治体の中で唯一、中国の複数都市(上海市、天津市、武漢市、唐山市、大連市、邯鄲市)との連携協力を行い、大気環境改善のための専門家派遣や訪日研修、共同研究などの事業を実施してきたことで、中国各都市でのPM2.5の減少や環境管理能力の向上、本市の環境国際ビジネスの推進や都市ブランド力の向上につながったことなどを、専門家派遣や訪日研修の具体的な事例を交えて報告しました。
なお、本事業は2018年6月23日の日中環境大臣会談において覚書が締結され、3年間の事業延長が決定しました。これを受け本市も引き続き事業に取組みます。
これまでは、上記6都市と連携を行いましたが、今後は、大気汚染物質を削減することに加え、温室効果ガスの削減にも効果があるモデル事業や共同研究を実施することが検討されています。
(北九州市 環境局 環境国際戦略課)