【北九州市】OECD主催「SDGs指標枠組みの地域化に向けた会議」での意見表明
北九州市と地球環境戦略研究機関(IGES)は、2019年5月14日にOECD本部(フランス・パリ)で開催された、OECD主催「SDGs指標枠組みの地域化に向けた会議」へ参加しました(日本の自治体として唯一の参加)。本会議は北九州市が参画しているOECD「SDGs推進に向けた地域的アプローチ」プロジェクトの目的のひとつである「都市・地域レベルの国際比較が可能となるSDGsの指標づくり」をめざすものです。
会議には、アメリカ合衆国・商務省やイギリス・コミュニティ自治省など世界各国の政府機関、アメリカ合衆国のシンクタンクであるブルッキングス研究所など、約30ヶ国から100名超が参加しました。日本政府からは国土交通省が参加しました。
本会合においては、北九州市は、①市内の商店街による省エネや食ロスへの取組み、②市民センターを拠点とする防犯活動や住民の地域活動への参加促進、③市民や企業、団体(NPO)などの会員からなる北九州SDGsクラブによる交流・情報発信活動、④環境分野における国際貢献(環境技術の海外展開プロジェクトや海外からの研修員受入れ)など、データや統計では示せず他都市と比較可能ではないが、優れた取組みを紹介し、こうした取組みも何らかの形で評価がなされるような指標であるべきと意見を発信しました。
ブラジル・パラナ州やドイツ・ベルテルスマン財団など会場の多くから、このような北九州市の取組みを称賛するコメントがありました。
(北九州市 環境局 環境国際戦略課)
詳細・関連情報