【愛知県・名古屋市】ポスト2020年 グローバルな生物多様性フレームワークにおける都市生態系と自然ベースのソリューションに関する国際会議 in 北京
2019年10月28-29日、イクレイとドイツ連邦自然保護庁(BfN)は、生物多様性の保全、復元、改善のための地方自治体の役割、都市の生態系、自然に基づく解決策に関する国際会議を北京で開催しました。会議では地方および中央政府、学会、国際機関、その他利害関係者が集まり、生物多様性の損失を止めるために地方レベルでいかに共に行動するかについて議論しました。
日本からはイクレイ会員の愛知県と名古屋市が参加しました。愛知県は「都市における生物多様性の全体的なガバナンスに向けて」をテーマにしたセッションで「都市における生物多様性を高めるためのマルチレベルなガバナンスの推進」と題したプレゼンテーションを行い、名古屋市は「都市空間計画における生物多様性と生態系の主流化に関する事例」をテーマにしたラウンドテーブルセッションで、より良い都市計画に向けた生物多様性と生態系の公益的機能の役割やどのように自然を都市計画に取り込むか、またどのように市民に動機づけを行うかについて共有しました。
この会議での協議の結果は、2020年に中国の昆明で開催されるCBD COP15の準備に向けた科学と政策の議論に加え、CBDポスト2020グローバル・フレームワークの策定と実施につながります。
詳細・関連情報
- イクレイ世界事務局 開催告知(英語)