特別イクレイカフェを開催しました(12月24日)
2021年度第4回目のカフェは、無作為抽出型の気候市民会議をテーマに、日本での応用の可能性を探る実践的研究として実施された「気候市民会議さっぽろ 2020」の事例について紹介しました。
北海道大学から、脱炭素社会への転換に関する熟議を経た市民の意見を形成・提示するための有力なアプローチとして、欧州での事例も交えてその成果等について発表いただき、気候⺠主主義という意思決定のイノベーションが求められている旨を共有いただきました。
続いて、札幌市から気候市民会議の意義、活用について発表いただき、市民の行動に繋がる対話やバランスのとれた情報提供が重要であり、施策を実施するうえでの指標ができた旨を共有いただきました。また川崎市からも、「脱炭素かわさき市民会議からの提案―2050年脱炭素かわさきの実現に向けて―」を受けた対応について紹介いただきました。