【松山市】「令和4年度愛媛銀行寄付講座」聖カタリナ大学公開講座「風早の塾」にイクレイ日本内田事務局長が登壇(5月27日)
2021年12月に松山市SDGs推進協議会の会員である愛媛銀行と聖カタリナ学園は、SDGsの推進に関する連携協力協定を締結しました。そして、同協定の一環として愛媛銀行が寄付し、産官学連携事業(愛媛銀行・松山市・聖カタリナ大学)として公開講座を開講(全15回)しています。
5月27日はイクレイ日本の内田東吾事務局長が登壇し、「気候変動の基礎-世界中の自治体が対策を進める理由」と題し1990年に設立されたイクレイの概要と国内外の自治体の活動、気候変動や生物多様性をめぐる国際動向に触れながら、自治体がSDGsに取り組む意義を解説しました。
内田事務局長には公開講座の他、松山市(SDGs推進協議会)との協議や、自然豊かな中島の視察に同行いただきました。
中島は、愛媛県の北西沖合にある忽那諸島の島で、島のほとんどが瀬戸内海国立公園に指定されています。全国的にも有数の柑橘産地であり、トライアスロンでも有名です。現在、人口減少や高齢化などに伴う地域の課題を解決するため、さまざまなステークホルダーが連携し、持続可能な取組が進められています。
姫ヶ浜ビーチの中間地点にある宿泊施設「ほしふるテラス姫ケ浜」では、太陽光で発電した電気で動く電動モビリティ「グリーンスローモビリティ」や「E-Bike」の貸し出しもあり、ゆっくり島内散策を行うことができます。また、島民が行っている体験メニュー(里島めぐり)を楽しむほか、のんびり贅沢な島時間を過ごすのもおすすめです。
(イクレイ日本より)
イクレイ日本はさまざまなネットワークに呼び掛け、エコツーリズムやエコワーケーションを通じ関係人口を作る方法など、松山市とともに考えていきます。