【神戸市】生物多様性条約第16回締約国会議(COP16)で生物多様性の取り組みを世界に発信

神戸市は、10月21日からコロンビア・カリ市で開催されたCOP16に参加しました。イクレイ東アジア主催のパネルディスカッションや出展したハブスペース、環境省の展示ブースで、神戸市の環境DNA分析を活用した生物モニタリングや里山の再生事業などの生物多様性の取り組みを久元神戸市長によるビデオメッセージなども活用しながら、他の参加者に紹介しました。
COP16公式パラレルイベントである第8回生物多様性自治体サミットにもオブザーバー参加しました。また、同様にCOP16に参加していた姉妹都市のアメリカ・シアトル市、フランス・マルセイユ市、中国・天津市の訪問団と面会し、今後はこれまでの交流に加えて生物多様性分野での交流も深めることなどについて意見交換しました。
今回の参加では、自然を活用した解決策(NbS)や生物多様性関連基金に関する各自治体の取り組みの紹介、また気候変動や都市開発、災害防止等の諸課題とともに生物多様性保全を考えていくといった各自治体の発言が印象に残りました。今後の生物多様性関連施策の企画立案の参考にしていきたいと考えています。
(神戸市企画調整局SDGs推進課)