【COP29】イクレイ日本主催のセミナーを開催しました
11月12日、アゼルバイジャン・バクー市のCOP29会場内ジャパンパビリオンにおいて、イクレイ日本及び地球環境戦略研究機関(IGES)が主催するセミナー「マルチレベル気候行動を通じた循環共生型社会の実現に向けた取組」を開催しました。
イクレイ日本の竹本理事長及びIGESの小野所長による開会の辞のあと、環境省の松澤地球環境審議官から基調講演をいただき、1.5℃目標に整合する次期NDC策定及び今後の脱炭素化に向けた多様なステークホルダーとの協働の重要性、とりわけ自治体との協働の重要性が強調されました。
その後のハイレベルセッションでは、世界中から自治体を代表するリーダーに御参加いただきました。日本からは、イクレイ日本のメンバーでもある東京都の小池都知事、さいたま市の清水市長、アメリカからカリフォルニア州環境保護庁長官のヤナ・ガルシア氏、マレーシア・クアラルンプール市長のマイムナ・モハメド・シャリフ氏、ブラジル・アマパー州知事のクレシオ・ルイス氏、フィンランド・トゥルク市議のニーナ・ラティライネン氏の合わせて6名から、脱炭素化に向けた取組やマルチレベルな連携、循環共生型社会の実現に向けた取組等を発信していただきました。
続くアクション・セッションでは、同日午前中に、COP29会場において調印式が行われたさいたま市とマレーシア・ジョホールバル・サステナビリティ・センターとの「持続可能な木造建築における連携」について発表されたほか、さいたま市とクアラルンプール市の都市間連携等のこれまでのアクションについて紹介されました。最後に、国際協力機構(JICA)の宮崎副理事長より、閉会挨拶をいただき、イベントは盛況のうちに幕を閉じました。
当日の録画映像