【JCI】オンライン開催「気候変動アクション日本サミット2021」報告
気候変動イニシアティブ(JCI)は、2021年10月13日に「気候変動アクション日本サミット (JCAS) 2021」をオンラインで開催しました。JCAS2021には、企業、自治体、大学、宗教団体などあらゆるセクターから約2,000人もの方が参加されました。
パネルディスカッション「気候変動アクション最前線2021」には、東京都環境局地球環境エネルギー部長の小川謙司氏と京都市環境政策局地球温暖化対策室 DO YOU KYOTO?プロジェクト推進課長の矢野裕史氏が登壇しました。小川氏は「セッション1 Race To Zero」にて2030年カーボンハーフに向けた東京都の取組の基本的考え方や建築物のゼロエミッション化に向けた取組等について、お話ししました。
矢野氏は「セッション3 変革をめざすマルチセクター」で、2050年ゼロ達成に向けて新たに策定した計画の中で掲げる、ライフスタイル、ビジネス、エネルギー、モビリティの転換について、「京都発脱炭素ライフスタイル推進チーム」の発足や福島県・会津若松市との再エネ連携協定などの最新の取組を発表しました。
JCAS2021は、Race To Zeroに参加する日本の企業・自治体をはじめ、多様な非政府アクターの取組みや経験を共有し、2021年11月に英国グラスゴーで開催されるUNFCCC-COP26を前に、気温上昇を1.5℃に抑える非政府アクターの取組みの機運を高める場となりました。
JCI公式サイトでアーカイブ動画と登壇者資料がご覧になれます。