【京都市】ロックフェラー財団「100のレジリエント・シティ」アジェンダセッティング(課題設定)・ワークショップを開催しました
レジリエント・シティとは、「あらゆる自然災害やテロ、サイバー攻撃といった混乱等に耐え、可能な限り早急に復旧し、より強靭になっていく都市」を意味しており、選定された100都市は、相互に、かつ財団と連携しながら、都市レジリエンスの構築に向けて取り組んでいくこととなります。
2017年2月8日、ロックフェラー財団との協働による初めての取組として、アジェンダセッティング・ワークショップを開催しました。本ワークショップには、行政、ライフライン事業者、ボランティア関係団体、福祉・教育関係団体等、経済・産業界、医療機関、大学、報道関係など87団体、分野の壁を越えた多様な関係者の皆様にご参加いただき、京都のまちがよりレジリエントになっていくために克服すべき課題(自然災害、テロ、サイバー攻撃等の急性的な危機や、人口減少をはじめとする慢性的な脅威)や実行すべき取組等について、それぞれの専門性を発揮いただき、様々なご意見をいただきました。
今後、当ワークショップでの議論を踏まえ、関係者の皆様、ロックフェラー財団や世界の都市・専門機関等、「100のレジリエント・シティ」に関わる全ての皆様と連携しながら、取組指針となる「京都市レジリエンス戦略」を策定、実行に移し、世界最高水準の危機事象等への対応にスピード感を持って取り組んでまいります。