【さいたま市・東京都】クアラルンプール市との連携セミナーに参加
2021年11月に開催された気候変動枠組条約第26回締約国会議で、世界の気温上昇を産業革命前に比べ1.5℃以内に抑える努力を追求するグラスゴー気候合意が採択されました。この目標を達成するために、イクレイ会員自治体は都市間連携などを通じ、脱炭素ドミノを後押ししています。
都市間連携事業を推進している東京都とさいたま市は、8月8日にマレーシアのクアラルンプール市、マレーシア工科大学、公益財団法人地球環境戦略研究機関が共催したハイブリッドセミナー「ゼロカーボン・クアラルンプール市に向けて」に参加しました。
東京都は2019年度にクアラルンプール市との都市間連携を開始し、低炭素・ゼロカーボンビルディングの制度構築を支援してきました。2022年度からはさいたま市が加わり、脱炭素街区開発の知見を共有しています。
本セミナーでは、クアラルンプール市から、「カーボンニュートラル成長センター」であるワン・サマジュ地区の取組などが発表され、ゼロカーボンシティに向けて積極的に施策を推進していることが示されました。東京都は2030年カーボンハーフに向けた条例改正や資源循環分野の取組を、さいたま市は美園地区における「スマートホーム・コミュニティ」の事例を紹介しました。
詳細・関連サイト:https://www.iges.or.jp/jp/events/20220808