都市と地域のタラノア対話
2月9日にイクレイ、気候変動とエネルギーに関する「世界首長誓約」(GCoM)および国連人間居住計画(UN-Habitat)は、「都市と地域のタラノア対話(Cities and Regions Talanoa Dialogues)」をマレーシア・クアラルンプールで開催されていた第9回世界都市フォーラムでローンチしました。
本取組は、COP23の議長国フィジーによって始動された、COP24に向けたタラノア対話(2018促進的対話)を後押しするものとして、都市や地域などの世界約40か国の自治体がそれぞれ実施するイベントや国際会議などにおける「対話」の機会に、政府関係者などの参加を呼び掛けるものです。都市、地域、政府による行政レベルを跨いだ対話を促進することにより、タラノア対話が目的とするパリ協定の達成に向けた世界全体の取組の進捗状況確認(グローバル・ストックテイク)や、国レベルの気候変動対策や計画などの強化を狙いとしています。
また、都市と地域のタラノア対話は、COP23で開催された「首長による気候サミット」で採択された「パリ協定の達成に向けた首長によるボン・フィジー宣言」に基づいて立ち上げられたものです。