脱炭素都市国際フォーラムにイクレイ会員が登壇(3月1日)
3月2日に開催されたU7市長サミットの前日、環境省は、米国気候変動問題担当大統領特使室と共催で、2023年3月1日に脱炭素都市国際フォーラム2023を開催し、多数のイクレイ会員や関係者が登壇しました。
第1部では、久元喜造神戸市長、秋元克広札幌市長をはじめ、カーチャ・デルナーボン市長やピーター・クルツマンハイム市長、ユヌス・アリカンイクレイアドボカシーディレクターなど、イクレイ関係者が登壇し、脱炭素に向けた都市の取り組みや政府の役割について議論し、日本やG7、G20の都市間でのコラボレーションを期待する声が上がりました。
第2部では、地方自治体間の連携とネイチャーポジティブ経済に関するセッションが開催され、マレーシアのイスカンダルと京都市や富山市、北九州市との間の都市間連携や東京都のプラスチックのリサイクルなどの取り組みが報告されました。また、イクレイ都市生物多様性センターのIngrid Coetzee氏の進行のもと、生物多様性の評価や自然を活用した解決策についての事例紹介や意見交換が活発に行われました。
第3部では、北九州市がデジタル化・DXの取り組みを、横浜市がYポート事業を軸にした国際環境協力の事例を発表しました。
フォーラム全体を通じて、気候変動、循環経済、生物多様性保全においてイクレイが重要な役割を果たし、国内外の会員自治体が国と地方の協働及び国際的な都市間連携に貢献していることが確認されました。今後も都市課題の解決や持続可能な都市作りにおいて