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日本の自治体のアジェンダ21 実施状況調査報告書(2001年)
1992年の地球サミット(環境と開発に関する国連会議)で、アジェンダ21という重要な文書が採択されました。この文書は、世界の政府代表、NGO、ジャーナリストなどが集まり、地球上の他の生物と共に繁栄するための課題を示しました。地球サミットは、地球環境の脆弱性を指摘し、持続可能な発展の概念を確立するための会議でした。
イクレイは、自治体や地域社会の役割を重視する組織であり、アジェンダ21の実施に向けて重要な役割を果たしました。イクレイは、ローカルアジェンダ21キャンペーンを展開し、自治体の意見を国連の諸会議で代弁してきました。
現在、イクレイは国連持続開発委員会からの委嘱を受け、地域レベルでのアジェンダ21の実施状況調査を行っています。これは2度目の調査であり、自治体の意見を集約し、専門家の意見を加えながら、持続的な発展のための提言をまとめる予定です。
「ローカルアジェンダ21:持続可能な未来への地域社会の貢献」という本は、地球サミットとアジェンダ21の背景と目標を解説し、イクレイの役割と調査活動について詳しく紹介しています。また、持続的な発展に向けて取り組むべき課題や具体的な手法も提案されています。この本は、地球環境問題への理解を深め、地域社会の関係者や政策立案者にとって貴重なガイドとなるでしょう。