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IGESレポート「1.5℃のライフスタイルを描く」で京都市と横浜市のシナリオを公開
「1.5℃のライフスタイルを構想する」は、「未来の低炭素ライフスタイルと移行手段を構想する」実証プロジェクト(2019年〜2021年)の成果を共有するレポートで、各都市ごとに作成されています。
本プロジェクトは、国連の「One Planet」ネットワークの下、地球環境戦略研究機関(IGES)が実施し、イクレイ日本、イクレイアフリカの他、科学コミュニケーション研究所(SCRI)、国立環境研究所(NIES)等がプロジェクトに協力しました。プロジェクトでは、日本を含む5カ国の6都市で市民が実行できる脱炭素型の行動リストと、それぞれのカーボンフットプリント削減ポテンシャルを定量化しました。
日本の場合、住宅、移動、食料、商品、サービス、レジャーなどの分野にまたがる65種類の脱炭素型行動がそのカーボンフットプリント削減可能量とともに提示されました。
続いて、上記6都市のすべてで市民参加のワークショップを開催し、新たな行動が普及する可能性や普及に必要な取り組みを議論しました。
また、ワークショップ参加者には、家庭でカーボンフットプリント削減の行動を実際に試し、新しいライフスタイルのメリットや難しさなどを確かめていただきました。
市民の議論と体験から得た学びから、プロジェクトは各都市に合う2030年の「1.5℃ライフスタイル」と、新しいライフスタイルを実現する上で有効な行政、企業や市民の取り組みを提案しました。
詳細・関連サイト
2030年の京都:1.5℃のライフスタイルを描く(英語)
2030年の横浜:1.5℃のライフスタイルを描く(英語)
地域別の脱炭素ライフスタイルの研究成果公開
マルメへの道「都市とのパートナーシップにより1.5℃ライフスタイルを育む」(7月22日)