第4回イクレイカフェ「2024年国際会議の総括と2025年の国際イベント」
1月15日、情報共有の場である「イクレイカフェ」をオンラインにて開催し、会員自治体の皆様に、昨年1年間の総括と今年の展望についてお話させていただきました。
ちょうど1年前にも、年初に、2024年の展望をイクレイカフェでお話させていただいており、今回は、1年前の展望が実際どうなったかを振り返る形となりました。
また、イクレイカフェの後半では、2024年イクレイ日本加盟自治体の活躍ハイライトとして、さいたま市から、COP29で会議を主催したことについてお話いただきました。準備から当日の様子まで、とても分かりやすくお話いただき、他の自治体にとっても大変興味深い内容でした。
昨年は、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化や中東の紛争と情勢の緊迫化等によるインフレに加え、国際社会の分断が鮮明になりました。また、100か国以上の国で選挙が行われ、選挙が行われた民主主義国の約8割で現職政党の支持率が下落し、右派が台頭するなどしました。こうした動きが、気候変動等の国際イベントにおいても影響を受けています。内向き志向な国が増え、気候変動や生物多様性、プラスチック、SDGsといったグローバルなテーマでの国際交渉が難航する状況において、今年はより一層、自治体の取組に期待が高まる見込みです。イクレイは、こうした自治体への期待をバックグラウンドに会員数をのばし、世界最大級の自治体ネットワークとなりました。
イクレイ日本は、本年も加盟自治体の活躍をサポートしてまいります!