第4回低炭素都市国際フォーラムに参加
10月8日、北九州市で開催された国連の会議「第4回低炭素都市国際フォーラム」に、イクレイ日本の内田事務局長が参加しました。本フォーラムは、温室効果ガスの排出削減と適応策の強化を目的に変革的で持続可能な解決策を議論するもので、初の日本での開催でした。
内田事務局長は、セッション1にモデレーターとして登壇し、都市のレジリエンス強化に向けたコベネフィットでシナジー効果のある政策とガバナンスに関して北九州市を含むアジア都市の他、研究機関などと議論しました。
シナジーやコベネフィットを生むためには、明確なビジョンと目標、それにコミュニケーションを取ることが必要であり、また事前の調査や検討をしっかりと行うことが重要である点が挙げられました。
また、トレードオフを避けるには、例えばネガティブな影響を理解してテクニカルな解決策を模索することや、政策を段階的に実施することで社会経済が適応する時間を与えること、またこれも事前の調査やデータ収集などをしっかりと行うことで避けることができる、というような発言があり、終始活発な議論が繰り広げられました。
詳細・関連サイト:
▪ IGESイベントページ(日本語)
▪ ESCAPオフィシャルサイト(英語)