国連ハイレベル・ウィークにおけるイクレイの役割
イクレイは、国連ハイレベル・ウィーク2023に積極的に参加し、30名を超える市長、知事、地方リーダーからなる代表団とともに、ローカルな行動を通じてグローバルな影響を与えることを熱く訴えました。持続可能な開発目標(SDGs)の2030年目標を達成し、気温上昇を2℃以下に抑えるというパリ協定の約束を守るために残された時間はあと7年しかありません。主な成果としては、透明性、財政、正義、レジリエンスの強調、気候緊急事態の解決策の提示、マルチレベル行動におけるイクレイの積極的な参加が挙げられます。
SDGsとパリ協定を達成する鍵は地方自治体にあります。国連事務総長の言葉を引用すれば、「ローカリゼーションはSDGsの救済策である」ことが認識され、気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)に向けて地方自治体がパリ協定の救世主であることが強調されています。COP28の2日目にCOP28地域気候行動サミットが開催され、市長、知事、企業、NGOなど、各国の排出削減やネットゼロの取り組みに欠かせない地域の気候リーダーたちが一堂に会します。
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ICLEI at the UN High-Level Week: Local Governments as the ‘Rescue Plan’ for the SDGs and climate