イクレイ日本は、会員自治体の「情報交換」「情報発信」に加え、会員自治体職員の「学びの場」として、定期的にハイブリッド形式でイクレイカフェを開催しています。

7月25日に開催した2023年度第2回特別イクレイカフェでは、プラスチック汚染に関する政府間交渉委員会（INC）をテーマに開催しました。パリで開催されたINC-2では、条約のゼロ草案の作成が締約国に義務付けられ、この交渉の過程で都市と地方政府の意見の重要性が認識されました。また、サイドイベントや地方自治体代表者の発言からも、自治体レベルでの実施やマルチレベルのガバナンスの重要性が強調されました。
イクレイ日本の内田事務局長からは、これらのINC-2の結果報告などが説明され、北九州市からは、サイドイベントで紹介した北九州市のプラスチックごみ削減の取り組みやINC-2に参加された際の感想をお話しいただきました。

今後、各国は2024年までに拘束力のある世界的なプラスチック条約の制定を目指して議論を進めていく予定です。