2024年11月11日から11月22日、気候変動枠組条約第29回締約国会議（COP29）がアゼルバイジャン共和国のバクーで開催されます。
COP29は、気候変動対策のために世界が一堂に会する重要な瞬間です。今年は、各国首脳、各レベルの政府高官、国際的な産業界のリーダー、民間セクターの代表、学者、専門家、若者、自治体など、推定4万人の参加者がバクーを訪れ、またはオンラインで出席する予定です。
CO29開催の2週間の議論と決定は、私たちの生活と未来に大きな影響を与えるでしょう。すでに70％の都市が気候変動の影響に直面している今こそ、都市の声を届けるべき重要な時期です。SDGsの17の目標と169のターゲットのうち、約65％は自治体の関与なしには達成できません。都市、町、地域等の自治体がCOP29に集い、その可能性を示します。
イクレイとUN-Habitat、アゼルバイジャン国家都市計画建築委員会（SCUPA）は、その他のイベント・パートナーの支援を受けて、共同で「マルチレベル・アクション＆都市化パビリオン（Multilevel Action＆Urbanization Pavillion）」を開設します。このパビリオンは、COP29期間中、都市と地域の気候アジェンダの国際的な舞台となり、課題やニーズだけでなく、気候変動対策に取り組む自治体の成果やコミットメントにも焦点を当てます。
パビリオンには、都市、町、地域、そしてLGMA（Local Governments and Municipal Authorities）構成組織の代表者が参加し、パリ協定の目標達成に向けてより大きな役割を果すために地方やサブナショナルなアクターを支援する個人や団体が集結します。パビリオンのスペースは100㎡を予定しており、最新のオーディオビジュアル技術を導入できるよう計画しています。パビリオンは、2024年11月11日から22日までオープンする予定です。
マルチレベル・アクション＆都市化パビリオン｜オフィシャルサイト
| 開催日 | セッション名 | 主催・協力 | 関連リンク |
| 2024年11月12日（火） 16:30-17:30（アゼルバイジャン時間） 21:30-22:30（日本時間） |
The Urban7 -Saitama City “E-KIZUNA High-Level Talks”: Continuing the critical role and engagement of local governments in the G7
＜スピーカー予定＞ |
さいたま市と イクレイ日本の協力 |
▪ さいたま市ホームページ |
| 開催日 | セッション名 | 主催 | 関連リンク |
| 2024年11月13日（水） 10:00-11:00（アゼルバイジャン時間） 15:00-16:00（日本時間） |
LGMA Response to COP29 and World Climate Action Summit
このセッションでは、小池百合子 東京都知事が講演を行います。 |
イクレイ世界事務局＆イクレイヨーロッパ事務局 | ▪ マルチレベル・アクション＆都市化パビリオン ホームページ |
| 開催日 | 登壇者 | 関連リンク（詳細内容） |
| 2024年11月12日（火）
14:00-15:15（アゼルバイジャン時間） |
オープニング：▪ 竹本 和彦 イクレイ日本理事長 基調講演：▪ 松澤 裕 環境省 地球環境審議官 ハイレベル・セッション：※モデレーター：内田 東吾 イクレイ日本事務局長 アクション・セッション：▪ 清水 勇人 さいたま市長 |
・COP29 ジャパンパビリオン｜イベントページ |
録画映像 |
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| 開催日 | 登壇者 | 関連リンク（詳細内容） |
| 2024年11月13日（水） 11:45-13:00（アゼルバイジャン時間） 16:45-18:00（日本時間） |
開会挨拶▪ 松澤 裕 環境省 地球環境審議官 C2P2の優良事例：「横浜市・バンコク都連携」（23:05～） 閉会挨拶：▪ 清水 勇人 さいたま市長 |
・COP29 ジャパンパビリオン｜イベントページ |
録画映像 |
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パリ協定の実施パートナーとして、LGMAは、野心的なNDC（国が決定する貢献）と2025年までのその他の重要な戦略の策定、資金調達、そしてその実施を支援することにコミットしています。そのため、LGMAはCOP29に向け、以下3つの要請を行います。
ポジション・ペーパー（日本語仮訳）の完全版は、下記ページを御参照ください。
※¹ COP28では、自治体の首長を含む都市や地域のリーダーが集まるCOP初の公式イベント「Local Climate Action Summit（LCAS）」が開催された。LCAS期間中、COP28議長国は「高い野心のマルチレベル・パートナーシップ連合（CHAMP）」を立ち上げた。NDCs（国が決定する貢献として 5 年ごと に提出する温室効果ガス排出削減目標）や NAPs（国家適応計画）等の計画や実施において、地方政府との連携強化 を宣言した政府のコミットメント。日本を含む 72 か国が署名
※² タウンホール COP（Town Hall COPs）イニシアティブは、国連気候変動枠組条約の締約国会議（UNFCC COP）のいわばローカル版であり、「ローカル・ストックテイク」として 2023 年に実施され、2024 年以降も継続される。これは、都市レベルのニーズを世界の政策専門家に届けることで、気候変動の影響を現場で経験している人々の声を高めるものである。「タウンホールCOP」やその他の気候関連イベントを開催することで、自治体は市民の優先事項を気候変動対策に取り入れることができる。
✅ 私たちの主な目的は、さまざまなステークホルダーが一堂に会し、気候危機への対処を地方・州レベルで議論する場を設けることです。そのため、「マルチレベル・アクション＆都市化パビリオン」を訪れるすべての人に、都市、町、地域等の自治体が、さまざまなパートナーと協力して地球規模の気候変動問題にどのように貢献しているかを知ってもらう空間を提供します。
✅ 2週間のプログラムを通じて、私たちはパートナーと貴重な洞察や知識を共有し、参加者には、自らの視点をアウトプットすることで、集団としての学びを深め、協力の機会を見出すことを奨励します。パビリオン来場者は、専用のネットワーキング・エリアに加え、セッションの合間にもネットワーキングの機会を見つけることができます。
✅ パビリオンの設計は、特に地方自治体、国家政府やステークホルダー間の多様な議論を促すものです。イベントスペースに加え、パビリオンにはステークホルダーのつながりをサポートするインフォーマルなディスカッションができる専用のネットワーキングスペースもあります。優れたデザインのスペースと魅力的なアクティビティを通じて、私たちは幅広い視点からイベントを企画し、議題について包括的に議論する機会を提供し、より多くの聴衆にアピールすることを目指しています。
Associate Partnership is available to non-governmental organizations, universities, state and national government agencies and not-for-profit research institutions. The purpose of Associate Partnership is to facilitate dialogues between local governments and these partners, to provide knowledge transfer in line with ICLEI’s Mission and Charter, and an avenue for which partners can support ICLEI’s work and mandate.
HARNESS the power of the ICLEI Network!" Governments need to give (the sense of) direction, as Business leaders we don't make the wind, we sail the boats. So policy should set the winds in the right directions if you want the boat going fast to the right harbor."Philippe Joubert Senior Advisor, World Business Council
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